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丁寧な仕事

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丁寧な仕事

2022/02/18

このホームページを作ってくださった方々がいらっしゃいます。

 

初めてホームページの雛形を拝見した時、〝Salon rreをこんな風にとらえてくださっているのだなぁ〟と嬉しく思いました。

 

中でも嬉しかったのは〝丁寧〟という言葉が、ホームページを開いた時に最初に目に入ったこと。

 

丁寧は、最近の私の中のキーワードとなっております。

だから嬉しくて驚きました。

 

昨年の秋からSalon rreではアーユルヴェーダレッスンを行っています。

 

きっかけは昨年の夏、大切なお客さまから、アーユルヴェーダトリートメントを教えてほしいというお申し出があったことです。

 

彼女は、自宅でサロンを開業したいとの事でした。

 

その嬉しいお申し出にお応えしたいと思いました。

 

お応えするからには、私の経験を通して感じたことで、今の彼女に必要なこと全てを差し出せるようにと思い、まずはアーユルヴェーダの基礎からレッスンを行い、今はトリートメントのレッスンの最中です。

 

その技術のトレーニング中にふと、気づいたことがあります。

 

〝丁寧とゆっくりは違う〟

 

そもそも、丁寧さとスピードは種類が違うし比べるものではないけれど、丁寧=時間をかける、ゆっくりとした動作では必ずしもないと思っています。

 

素早い動作でも、丁寧な仕事はできます。

ゆっくりな動作でも雑だなぁと思う事もあります。

 

仕事でも何でも、丁寧に行えている時って、そこに集中している時なのかなと思います。

 

マッサージをしている時に、手順を頭で考えていたり、終わった後の事を考えていたり、雑念が多く〝心ここにあらず〟の状態でいると、手は曖昧で雑になり、ゆっくりというよりは、もたもたと無駄な動きが多く、時間も無駄にかかってしまう。

 

例えば、〝お客さまを癒したい〟〝綺麗になってもらいたい〟とか言うのも、それは結果お客さまからの評価としてついてくるものであり、どちらかというと自己中心的な願望で期待をかけていることになります。

その想いが手に表れて力が入ったり、動きに自分の思い込みや固定概念が入ります。

 

結果、自分の意思が雑念となり、必要以上に同じ動作を繰り返したりして、時間配分に偏りができたりします。

 

私も昔はその想いを抱くことが良いことだと思っていました。

でも今ははっきりと〝それは違う〟と言えます。

 

目の前のお客さまに心地よくなって頂くたには、自分の頭の中を空っぽにして、今、その置かれている場に向き合う事で、例えば手の動きがお客さまのカラダ時間と合ってきたり、密着度が高いリズム良いテンポで、無意識のうちにリラックスしながらも心地よさが体感できるマッサージになっているはず。

 

現に、集中して、トリートメントをした時は、すごくゆっくりとした時間が流れているのですが、頭は冴えていて、実際は時計を見るとそんなに時間が経っていなかったりもします。お客さまとのエネルギーの流れに一体感が生まれています。

 

今回、人に技術をお伝えする事で、自分自身の気づきがたくさんありました。

ずっと行ってきたことのアウトプットをする事で、この仕事に対しての姿勢や自分の整え方を学ばせていただきました。

 

そして、自分が今持っているものの尊さを教えてくれました。

 

私にそんな学びを与えてくださっている彼女にいつも感謝をしています。

 

 

今の自分の目の前にある仕事を丁寧に行っている人は、どんな職業の方でもプロだなぁと尊敬します。

 

 

私も日々のお客さまとのふれあいを通じていろいろな経験を重ねていけたらと思っております。

 

追伸:私の想いは、ホームページに詰め込んでおりますので、施術中、ヨガ中は頭の中を空っぽに、無心で行いたいと思います♡

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました^_^

 

 

 

 

 

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