salon rre

瞑想のススメ①

お問い合わせはこちら ご予約はこちら

瞑想のススメ①

瞑想のススメ①

2022/04/17

先日、高知新聞のミリカ4月号の『始めよう、新習慣』というテーマで、瞑想とヨガを取り上げていただきました。

 

実は、この写真に、うちのタカギ(ネコ)もひっそり入ってます^ ^

 

いつも来られている方は、お分かりかと思いますが、爆睡しております(^^)

探してみてくださいね♡

 

 

今回は、瞑想について書いてみようと思います。

 

Salon rreのヨガレッスンでは、始めに5分ほど瞑想をします。

 

今からちょうど6年前、ハワイのカウアイ島にてヨガ的な生活を送りながら『ラージャヨガ』という種類の古典ヨガを学んだのですが、そのラージャヨガが、瞑想のヨガでした。

 

ラージャヨガとは、ヨガの4つの道といわれる中のひとつで、ラージャは王という意味があります。直訳するとラージャヨガは、『ヨガの王、王道』という意味です。

なんだか強そうですよね(笑)

でもやっていることはとても穏やかで壮大です。

 

 

そもそもヨガの始まりは瞑想と言われていて、長時間座って瞑想をするには、体力が必要という事で、ヨガのアーサナ(ポーズ)が生まれました。そうしてできたのが、ハタヨガという流派です。

 

 

ハは太陽、タは月。

陰と陽。

自然に流れるエネルギーのバランスは私たちの身体にも大きく影響しています。

 

ハタヨガは、私たちの身体にも左右に流れている陰と陽のエネルギーを整えて自然と一体化する動きのあるヨガです。

 

ハタヨガの中にも、いろんな種類のヨガがあり、現在でも広く伝わっています。

 

 

そして、ヨガの4つの道とは、悟りを開く方法には4つあると言われている道筋です。

 

①ラージャヨガ→瞑想

②ジュニャーナヨガ→知識

③カルマヨガ→行為

④バクティヨガ→愛と献身

 

どの道で悟りを開くのか…悟りというと何だか深く遠いイメージがありますが、この4つの道は、どれも日常生活の中でも必要不可欠であり、常に日々の中で経験している生きた学びで、生きる上で大切なことのような気がします。

 

 

瞑想は、波立つ心を穏やかにするし、

 

人から知恵を授かったり、知識を身につける事で視野が広がっていくし、

 

自分がとった行為がありのままに結果に繋がることは自然な流れだし、

 

見返りを求めない愛情を注ぐことは、誰にでも備わっている心であり、その割合を増やす事で自分と周りの幸せに繋がっていくし、

 

この4つの道は人の道を幸せに導いていく生き方のバイブル的なものだなぁと感じます。

 

それが、ヨガなんです。

ヨガは自分がどう生きるのか?をいつも生活レベルで気づかせてくれます。

 

 

瞑想に戻ります。

 

先ほど、瞑想は波打つ心を穏やかにすると書きました。

 

 

それは瞑想のはじめの段階で感じられます。

そこから先のいろんな体験をするためには、まずは心を静めて、空っぽになる。

 

そのためには、周りの情報や雑念を一旦手放すことからはじめます。

 

周りの情報の多くは目から入るので、視覚を遮り、自分にフォーカスするために、瞑想をする時は、目を閉じたり、伏せたりします。

 

初めての瞑想では、目を閉じると、まぁ、ぐるぐると頭の中で雑念がより一層浮かんでくるのではないかと思われます。

 

それは自然なことであり、雑念が浮かぶことが悪い事ではありません。むしろ浮かんでくるのが人間です。

 

雑念を消そうとするのではなく、見送る。

『あぁ、雑念があるなぁ…』と空に見送る感じです。

空を流れる雲のように、ただただ見送る。

そこに感情や自分の考えは乗せません。

 

そうやって、ひとつずつ、雑念を見送っていると、だんだん見送る雑念がもうない状態になってきます。

そうなると、瞑想状態に入ります。

 

本来は、瞑想が深まっていると雑念は浮かばないものなのです。

 

ただそれは、一度できたからといって、いつも出来るとも限りません。

 

周りからの情報も常に入ってくるものですから^ ^

 

なので、そのことに、できた、できないとか、雑念がある、ない、という自分の状況に自分の頭や心がジャッジすることなく、『だから私にはできない』と決めつけることなく、ただただ、あるがままに過ごす。

 

浮かんでくる雑念の種類は、さまざまです。

 

今必要でない考え事や過去の執着、怒り、悲しみ、未来への不安や恐怖、焦りなどなど…

 

ネガティブなことでなくても、『今日の夜ごはん何にしよう?』『あの仕事どうなったかな?』などの、まさに今必要でない考え事なのですが、気になっていることなどが浮かんでくるかと思います。

 

それも、『あぁ、気になっているんだな』と見送る。

 

 

中でも、瞑想を始めた時に浮かんでくることなのですが、無意識に無視している重要なことがあります。

 

それは、身体に関してのこと。

 

 

安楽座というポーズの状態で座った時、いわゆるあぐらをかく体制です。

 

その時に、身体の痛みや違和感があれば、集中できません。この時点で心は波立ちます。

 

これも雑念です。

 

なので、ひざ、腰、背中が痛い、股関節が硬い、背骨が曲がる、反る、骨盤が立たない、など気になる方や、体力や筋力がない方は、仰向けもしくは横になって寝た状態で瞑想を行います。

 

 

どんな姿勢で行うかも、自分で自分の身体に聴いてみて、途中で体制を変えてもかまいません。

 

 

常に心地よいポジションは変わってきます。今この瞬間、身体の違和感を何も感じず、どこにも緊張がなく、緩んでいる状態はどんな状態なのか、手を置く位置ひとつとっても重要です。

 

 

ただ、その位置がみつかると、いつまででも楽にその姿勢が保たれる様になります。

それは、どこにも力が入っていない、何も感じない、静かな無の状態です。

 

 

初めは、それを見つけるまでは意識しないと難しいかもしれません。

 

 

なにしろ、今まで無意識で動かしてきた身体ですから。何もわかっていない自分の身体にどんな姿勢でいたいのか、聴くことから瞑想が始まります^ ^

 

 

そしてだんだん心地よくなってくると眠くなったりします。

 

これは、身体が疲れているということです。『ゆっくり休みたい』と身体が訴えているのです。

 

日頃あんまり動いてないのに…と思う方は、頭の中が疲れているのです。

 

考えすぎたり、外からの情報を入れすぎていたり、関わる人が多くいていろんな感情が渦巻いていたり。

 

そんな時はゆっくり休んでください。

眠っていても大丈夫です^ ^

眠くなったら『あぁ、疲れているんだな』と思ってください^ ^

 

 

だんだん慣れてきて『無になったなぁ』『とっても心地よいなぁ』と思っている状態も、実はまだ無ではないですよね^ ^

 

『私、悟りました!』と言っているうちは悟ってないのと同じです。

 

 

自分のことを知れば知るほど、ヨガ的な生活をすればするほど、瞑想を心地よくできればできるほど、視野が広がり、悟りにはほど遠い自分に気づきます。私の場合です。

 

身体ひとつ満足にケアできません(笑)

 

 

けど、それもOK!人間は完璧ではないから。完璧だったら人間じゃないから^ ^

 

だから人として生きるために今がある。

だからヨガをする。

 

瞑想状態に辿り着くための第一歩は、身体の安定。

 

身体の安定は、座ってする時は、座るために必要な筋肉に気づいて、それ以外の力(緊張)を手放す。

 

痛みや強張りのない、身体に関して何も感じなくてもよい状態に整えていくことから始まります。

 

Salon rreのはじめの5分は、そんなことを意識しながら座ってみてください^ ^

 

『えー!たった5分でそんな状態になるなんて、無理ーー!』

 

という心の声が聞こえてきそうですが(笑)

目を閉じると、5分って意外と長い。

 

姿勢が整うまでは逆に雑念だらけであっという間かもしれませんが^ ^やってみる価値はありますよ♡

 

ご自宅でもぜひ、試してみてください^ ^

 

外出しにくい方や、ストレス解消したいけどなかなかヨガに通えない方には、ミリカの記事のように、まずはご自宅の好きな場所や、起きた時、寝る前などの寝床の中で。

 

リラックスした状態で、ほんのり笑顔になるぐらい顔も緩めて行ってみてください♡

 

うちのタカギも、ミリカの記者の方々やカメラマさんがいらっしゃっていても、いつも通り、瞑想状態です(笑)イビキも全開!
 

さすがニャンコ先生^ - ^
あやかります。

 

 

そして、身体が安定していたら、呼吸が楽になります。

 

呼吸に関しては、また次回に♡

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました^ ^

 

 

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。