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瞑想のススメ②

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瞑想のススメ②

瞑想のススメ②

2022/04/24

瞑想をするとき、まず意識していくところは、姿勢という事を前回お伝えしました。

 

 

姿勢が整ってくると、自然と呼吸が入りやすくやなってきます。

 

 

座ってすぐに呼吸を意識しても、姿勢が整ってなければ、しんどいです。

どこかに余計な力が入っている姿勢で呼吸をしていると、本来もっと深くできる呼吸が浅くなりがちです。

 

 

瞑想の時だけでなく、ヨガのポーズを行う時にも、同じ事が言えます。

 

『瞑想状態でヨガをする』

 

こんな気持ちいいことはないです^ ^

 

レッスンに来られる方も、『眠くなってきた』『眠い』と言われる方は、身体が緩んで瞑想状態に入っていると思っていただければ良いのではないでしょうか。

 

 

そうは言っていても、私もなかなかできているつもりで、できていないのです。

 

 

先日、朝倉にある、シュリカリ高知さんでヨガレッスンを受けていた時に、

『呼吸をコントロールしないで』

というお言葉をいただきました。

 

私はハッとしました。

 

そうか。

私が気持ちいいと思って行なっている呼吸はコントロールしているのだな。

 

そう気づきました。

 

ヨガには、ウジャイ呼吸という呼吸法があります。

 

ウジャイ呼吸とは、勝利の呼吸という意味があり、喉を締めて、『シュー』『スー』というような摩擦音をたてながら行う呼吸法とよく言われます。

 

よく、ヨガレッスン中に音を立てている人がいらっしゃると思います。

 

けれど、私が今学んでいる、伝統的なヨガでは、本来のウジャイ呼吸法は、自然な呼吸。コントロールしない状態で肺の機能を最大限に高める呼吸法です。

音を立てて、とはありません。

 

最大限に肺を開き吐く事で、呼吸に使われる筋肉、横隔膜を鍛えて、本来の生命力を取り戻す呼吸法です。

 

本来、私たちの身体は繋がっており、全身を使って呼吸しているとも言えます。

 

ですので、呼吸は全ての筋肉を鍛えることができるのです。

 

呼吸で全ての筋肉を使っているとは意識し難いですよね^ ^

そもそも意識できない。

 

なので、身体に任せて、自然な心地よい、無理のない呼吸を行います。

 

そうして、呼吸という風にのって生きていく力、エネルギーを全身に巡らせることで、免疫力を高めたり、自然治癒力を高めて、病気や怪我を自分で治す力を育みます。

 

また、ウジャイ呼吸は、不安や恐れがなくなる呼吸法とも呼ばれています。

本来は心が穏やかになる呼吸法です。

 

 

ウジャイ呼吸を見直してからは、今まで出来なかった事ができるようになったり、喉を締める、せばめることをやめてからは、呼吸が更に深くなり、余計な力が入っていないからか、腰痛もなくなりました。

 

そして、ヨガの寛容さに気づきました。

 

多様性を重んじるヨガだからこそ、呼吸ひとつとっても、いろんな方法があり、そこにはそれぞれの思いがあり、真理はひとつだけど、そこに向かう道筋は人それぞれ、選択の自由があるのだなと思いました。

 

 

ただ、それでも今までの癖で、音に集中できる事もあり、プラナヤマという調気法(気の流れを整える方法、呼吸法もあります。)や、難易度の高いポーズの時や集中したい瞑想時には自然と音がでているな。出してもいいと思っていました。

 

ただ、これも、『音を出す法がいい』という自分の固定概念でコントロールしているから、余計な力が入っているかも。

 

そう思ったら、もう手放すしかない!笑

 

1週間やめてみました。

 

 

はじめは、『音を立てない』ことを意識してしまい、呼吸が苦しくなりました。

吐くのを我慢するという感じ。

 

自然な呼吸って、意識しない呼吸ですから、意識する事が難しい(笑)苦しい。

 

 

私の場合、鼻や喉には力がはいってなく、むしろ穴が広がっている感覚があり、わりとヨガのおかげで体幹が意外とあるので、呼吸が深くなっていて、吐く時に勢いがついてしまう事に気づきました。

吐く息が強すぎるのです(苦笑)

 

そういえば、学生時代も鼻息が荒いと言われたたな(笑)

ヨガとは関係ないですが( ˊ̱˂˃ˋ̱ )

 

 

初めてヨガをした時は、頑張って出来るだけ長く深い呼吸を意識していたけど、20年以上ヨガをやってきて、意識しなくなった呼吸を意識するのは、もっと苦しい。

 

 

心地よいと思っていた呼吸を疑ってみる。

 

 

20年勤めた会社を辞めて、新たに新入社員として他の同業他社に入り直すようなものかなと思います(笑)

 

 

けど、やってみる価値がある。

 

 

やっていくうちに、ヨガでいくら難易度の高いポーズをしていても疲れていない事に気づきました。

 

 

レッスンが立て続けに4本続いても、なんだか身体が爽やか。軽い。何にも力んでない。

 

 

自分の身体の制限がなくなっていくのを感じました。

 

 

あっ!自分の身体の事は自分が一番知っていると思っていたけど、全然違う!

全く知らない!!もっと信頼できるのかも。もっと可動域広がるかも!!!

と、心底思えました。

 

 

頭では、自分の身体の中身は見えないし、分からないと思っていたけど、奥底では、真逆で過信していました。

 

自分の身体を勝手にコントロールして『これ以上は無理かな』とか決めつけていた事に気付きました。

 

 

私の潜在意識、変えなきゃ!

 

身体に任せまーすヽ(*´∀`)笑

 

 

そして、翌週、シュリカリヨガのレッスンを受けた時に、呼吸のコントロールをやめて、吐く息をゆっくりと時間をかけて丁寧に、寝息のように、深呼吸のように。

 

 

はじめは意識しながらも、動いているうちに、勝手に身体が動いていて、目を閉じて終始行なってもとても安定感があり、終わった後、いつも熱くなる身体、ボーッとする頭が、爽やかで冴え渡っていました。

 

 

シャバーサナという、最後のおやすみでも、全く眠くなく、身体は休まっていて、息苦しさも全くなく、自然に整う感じ。

 

 

あぁ、これならどんなポーズでも簡単にできちゃうかも(笑)と身体の可能性を感じました。

 

もちろん、心は最高に穏やかでハッピーです♡

 

 

今月は、こんな素敵なギフトをヨガから、シュリカリヨガのカナさんからいただきました^ ^♡

 

 

ありがとうございました!!!

 

 

瞑想をする時も、ヨガのポーズをする時も、日々の生活の中でも、やっぱり呼吸は大事^ ^

 

コントロールしない、自然な呼吸です。

 

 

自然な呼吸は、かたくなっている心と身体の力み、緊張を、フライパンでバターを溶かしていくような感覚で、温かく柔らかく緩めてくれます。

 

 

ぜひぜひ、今している呼吸から、自然に心地よく、はじめはちょっと意識しながら、ゆるゆると身につけてみてください^ ^

 

 

次回は、瞑想のススメ③意識です^ ^

本当に興味深いです。

レッスンをしながら生徒さまから学んだことなど書いていきたいと思います。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました♡

 

 

 

 

 

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